aichatbot

ドクターズインタビュー
(健診編)

健診は客観的に自分を知れるもの
受けやすい環境を整えたい

  • HOME>
  • ドクターズインタビュー(健診編)

大阪府八尾市にある「しうちプライマリ・ケアクリニック」は、
総合的な医療に対応できる地域のかかりつけ医として、多くの方の健康を支えています。
今回は、その中でも健康診断にフォーカスを当てて、院長の志内先生にお話をお聞きしました。

01

クリニックとして健康診断に
力を入れている理由を教えてください

健康診断は、現在の自分がどういった状態なのかを客観的に知るための足がかりになるものだと考えています。現状、健診は「なかなか行きにくい」と思っている方が多いように感じますし、会社からいくように指示されてとりあえず行くという方もいるでしょう。そのため、もっと身近で敷居を低くしたいと考え、健康診断が受けやすい環境づくりをしています。一人でも多くの方に受けてもらえるような環境を整えたいという思いが強いですね。

02

クリニックとしての健康診断の特徴は
どういったものでしょうか?

健康診断は、年末や年度がわりに受けるような「イベント」や季節的なものと思われているかもしれません。ですが、本来は必要と思った時にいつでも受けて良いわけです。ですから、当クリニックでは土日でも健康診断を受けていただけるように診療日や時間を設定しています。また、企業によって基本的な項目に加えて特定項目を受ける必要があるケースがあります。そのため、事前にご相談いただければ各企業にあった項目を組み合わせてオーダーメイドすることも可能です。

悪いなら悪いで受け入れて
これから先をどうするかが重要です

03

健康診断における大切なことは
なんですか?

まずは、自分の現状を知ることです。自分のことを客観的に見るためには、数値化することが一番確実です。数字や画像などで自分の状況を知り、基準値からのズレを把握することで、自分が健康になるためにはどうすれば良いかを考えることができます。なので、健康診断を受けていただくときは「普段通り」で来ていただきたいですね。

04

健診は同じ病院で受けた方が
良いのでしょうか?

そうですね。可能であれば毎年同じところで受けていただくことをオススメします。健康診断は、前回との比較がとても大切ですから、確実にデータを積み上げていくのが良いんです。当クリニックでも、毎年来てくださる方については前回とどう変化しているかを見比べて、良いところや改善点をお伝えするようにしています。健康状態を維持するためのモチベーションアップにつながればと思います。

普段通りの自分で受けること
人と比べるものではありません

05

健康診断を受ける上で気をつけた
ほうが良いことはありますか?

実は、細かいところまでお話しすると色々とあるのですが…。ただ、基本的には普段通りにしておいてもらうことが良いと思います。本当によくあることなのですが、お酒が好きな方は健診前に肝臓の数値をよくしようとして数日間だけお酒を抜くことがあります。ですが、健診が終わったらこれまで通りに戻しているんですよね。これって、良くないです。健康診断は、普段の状態を知ってそこからどうするかが大切ですから、数値が悪いなら悪いで改善していけば良いと思います。ちゃんとした結果を出すためには、日々変わらない生活を送っていただいている状態で健診を受けることです。健診はご自身の現状を知るだけでなく、過去の自分と比べることでもあります。他人ではなく、「あなたの数値なのだ」ということをご理解いただければ、より効果的に健康診断を受けていただけるのではないかと思いますね。

06

これから健康診断を受けようと思う方へ
メッセージをお願いします

繰り返しにはなりますが、現在の自分を知ること。まずはこれが一番大切です。一夜漬けのテスト勉強で試験に臨むようなものでは決してありません(笑)。普段の生活通りの状態で、客観的に数値化した上で、状態が悪ければ、それを改善するために生活習慣や食生活を見直していく。そのためのお手伝いをしていければと思っていますので、ぜひ気軽に健診にお越しください。